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2024.9.20
成虫は飛べるので、家の中に侵入します。
そして成虫が卵を産み、幼虫が衣類を食べてしまいます。
衣類害虫にとって汚れは一種の栄養分。
天然素材だけでなく、汚れていると化学繊維でも虫やカビの被害にあってしまいます。
汚れた衣類と一緒にすると、汚れだけでなく「湿気」「虫」「カビ」も持ち込むことになりますので、気を付けましょう。
一度でも着用された服には目には見えない「ホコリ」や汗の皮脂汚れ・食べこぼしが付着しています。必ずクリーニングに出してから片づけてください。虫食い対策の基本です。
クリーニングの包装用ビニール袋は、お持ち帰りになるまでの「ホコリ避け」です。包装したまま片づけてしまうと、ビニールに含まれる酸化防止剤と反応して変色する危険があります。
太陽光や蛍光灯などに含まれる紫外線に注意してください。
服の変色だけでなく、生地そのものを傷めてしまいます。大切な洋服も人間のお肌と同じ様に紫外線から守ってあげましょう。
クリーニングのハンガーはお持ち帰りになるまでの臨時です。
スーツなどの重量があるものやニット類や付属品がついたものを細いハンガーにかけておくと型くずれの原因になります。
収納には優先順位をつけ、湿気は上から下にこもるので、上段へシルクやカシミヤなどのおしゃれ着。中段にポリエステルなどの化学素材。綿、麻等の洗濯しやすい物は下段がおすすめです。
虫食いの原因となる虫は「ホコリ」をすみかにします。
クローゼットは構造上、「カビ」が繁殖しやすく、「ホコリ」が入りやすいので、こまめにお掃除を心がけましょう。