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2024.9.20
クリーニング店は選んで決めましょう!
お店を選ぶとき、「家の近くにある」「価格が安い」などが基準になっていませんか?
実はお店によって価格もサービスも異なり、仕上がりも違います。
お預かりしたお店でクリーニング処理を行っているタイプ。自宅兼店舗であるお店や、工場と受付が一体となっているユニット店などがあてはまります。
お店では衣服の受け渡しのみを行い、クリーニング処理は別の場所(工場)で行っているタイプ。主にチェーン店などがあてはまります。
お電話一本で品物を取りに来てくれたり、インターネットから注文をすると専用バッグが届き、バッグに品物を詰めて宅配業者に取りに来てもらうサービスです。
わざわざお店に持ち込む必要が無いサービスで、かつ保管サービスもセットで付く場合もあるなど、便利な利用方法です。
クリーニング店は、受付でお客様から汚れの箇所やシミの状態、衣服の特徴などを聞き出し、適切なクリーニング方法をお客様と共有するコミュニケーション能力が求められます。受付(クリーニング処理以前)でのやりとりが、お店選びでも非常に重要なポイントです。
トラブルが起きてはじめて自分の利用しているクリーニング店の名前や住所、電話番号を確認する方が意外に多いようです。またその際に、手元にそれら情報の載っている書面が無いことに気付く方も多いようです。本来ならそれらの情報は、注文時の受け渡しが義務付けられています。
溶剤管理にコストをかける、しみ抜きの特殊技術の習得に費用をかける、カウンター業務に力をいれる、環境保全に努めている等の、「コスト」をどのようにかけているかが、クリーニング料金に差が出ている理由です。
料金が極端に安いサービスは、本来行うべき作業を単純化し、作業に費やすコストを最小限に留めている場合もあります。
私たち、全国クリーニング生活衛生同業組合に加盟しているお店は、「プロの洗い技術」で、お客様に質の高いサービスを提供するよう心掛けています。
また、万が一、クリーニングトラブルが発生した場合には、「クリーニング事故賠償基準」に基づき、トラブルの対応にあたります。
厚生労働省大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業しているお店です。
Sマークは「Safety=安心であること」「Sanitation=清潔であること」「Standard=確かな技術であること」を表現し、登録には様々な基準があることから、お客様がお店を選ぶ際の目印として、非常に役立ちます。
平成16年4月16日に「クリーニング業法」の一部改正案が国会で成立公布され、無店舗業者に都道府県への届出を義務付けること、苦情受付先を明示することなどが盛り込まれました。
トラブルに遭わないためにも、しっかりと確認しましょう。
事故牽引がクリーニングによる場合には「クリーニング事故賠償基準」に基づき賠償額の算定を行います。
お客様の連絡先をお知らせください。(電話番号、住所、メール等)
お預かり証を大切に保管してください。お品物はお預かり証と引き換えにお渡しします。
定められた仕上り予定日を過ぎたお品物はお早めにお引き取りをお願いします。
ハンカチや名刺など忘れがち、大切なものがポケットの中に入っていないか確認をお願いします。
シミは早ければ早いほど衣類を痛めずに落とすことができます。受付では何のシミかも伝えましょう。
スーツなどの揃い物は、一緒に出しましょう。クリーニングの頻度が変わると色合いも変わってしまいます。
紛失防止のため、取れかけているボタンは付け直すか、取り外してからクリーニングに出しましょう。